FGXとLLシリーズの違い。FGXは革新的なギターでした。

  • 2019年5月20日
  • Blog

どうもこんばんは。
Ryutaroです。
ここ最近は嬉しすぎる事にお仕事で飛び回らせていただきました。

アメリカにいた頃にYAMAHAさんとご縁があり

それから色々なサポートをしていただいてます。
本当に嬉しい事だし、色々弾かせていただいて、更に更にYAMAHAの楽器が好きになります。

ここ数日は中国と大阪で演奏があったのだけども、
新型のFGのデモ演奏をしてきました。

自分なりにFGの感想を。
と、その前に自分の使っているギターの紹介です。


僕の使っている楽器はLLX16というローズウッドのギターなんだよね。プリアンプは A.R.T.3Wayピックアップシステムといってオンボードで付いています。コンタクト4発がブリッジ裏に貼ってあります。
マスターボリュームの他に3wayのEQが付いてます。
このピックアップが非常に優秀なんですよね。まずツマミがすべてギター内部に収納できます。
スッキリしている外観はアコースティックギターのビジュアルイメージを崩しません。このデザインは良いです。
音に関してもかなり感度の高いコンタクトピエゾが4発ついていますね。今流行のスラム奏法などでも力強いボディヒット、パームの音をライン上で再現できます。
これはあまりオススメしませんが位置を貼り替えることにより自分の欲しい音にグッと近づけます。が、貼り付けるポイントによってはハウリングもし易くなります。そして
4発のピエゾは位相の問題も抱えます。これはアコースティックギターのピックアップシステムを考える上で重要な点なので、できればリペアマンに相談をしてみるといいかもしれません。
個人的にはライブ時にはYAMAHAのサウンドホールカバーの使用をオススメします。スピーカーからの出音に影響を与えずハウリングを抑制できる事が多いです。(ハウるときはハウります。パライコでがんばりましょう。)
ローズウッドのこのギターはね、すこしパキっとしたイメージがあるかな。あくまでもフラットな出音でどんな楽曲でも鳴らせます。

とまぁここまで書きましたがLLX16は廃盤だそうです!笑
今では更に上位機種(16の上の26、36)に同じピックアップシステムを搭載し、受注生産されているようです。


そして改めてFGについて。
これは全部で8種類、すべて一新しているようですね。
まず名前です。以前のFGシリーズは100の位の数字が名前についていました。
そちらが3、5に変わりました。
そしてFG、FSの2ライン。加えてFGX、FSXの新型ピックアップ Atmosfeel™(アトモスフィール)
を搭載したモデルですね。

すべてシトカスプルース単板が表板でサイド、バックがマホガニーかな、多分、確かそうだったような。
ヴィンテージの木をシミュレートしたA.R.E.という技術を施しているようで ローズウッドの僕のLL16に比べ音はウェットです。(ちなみに僕のLL16はその技術の以前の物です。今はLシリーズでも施されているようです)
倍音が豊かで女性の艶のある声のイメージかな。
本体のスケールもLシリーズより若干短いようで
前に出るような音がします。加えてオープンペグでヘッドも軽いので更に更に力強いです。
ヘッドが軽い分、サスティーンは重いものに比べて少しないかもしれません。そこは腕でカバー!

ピックアップシステムはAtmosfeel™(アトモスフィール)という様ですが
こちらも3Way。ですがA.R.T3wayシステムとはまったく違った特徴を持ちます。
アンダーサドルピエゾと板状の貼り付けコンタクト、スッキリしたオンボードプリに内臓されたコンデンサーマイクはIphone Xなどで使われているマイクと一緒のものだとか。

バンド編成などではアンダーサドルの音でないと他の音にかき消されがちです。そういった意味でも音に芯を通すアンダーサドルをベースとして板状の新型トランデューサーコンタクトをミックス。
これは主に高音域にアコギらしいテイストをクリアさを保ったまま加えています。このコンタクトも非常に素晴らしくてボディヒットなどもしっかり拾います。
オンボードプリ内臓のマイクは情報量の多いハイファイな音を加えます。これはミックス量を変えれますので楽曲や趣味、環境によって変えます。ミックス量が多ければ当然ハウリングの危険性は増えますが
サウンドホールカバーをつければかなり抑制されます。出音にも影響を感じません。
3Wayで位相の崩れも心配してしまいそうですがものすごい精度でそれぞれの特性の調整、クロスオーバーの調整がされているのでしょうか。全く気になりません。ストレートに曇らない出音だと思いました。

中国でYAMAHAのエレクトリックアコースティックギターAPXに搭載のSRTシステムと聴き比べましたが


あまりの違いに驚きました。SRTもアンダーサドルの芯が通ったしっかりしたサウンドでしたが
まずレンジの違いです。かなりレンジが広い。というか生音に準拠
しているといって違いありません。大抵プラグドにするという時点で生音とはかけ離れてしまいます。
生音ではないにしろ「良い音」という特色を伴って様々なピックアップがあると思います。
このシステムは間違いなく「良い音」であり更に近い。アンプラグドに近いです。


スーファミとプレステ4、どっちを選ぶかって話になると暴論かもしれませんが
切磋琢磨し時代の先端を走り続けて生み出されたシステムが代わり映えのないものであるはずがないと思います。

僕がプラグドで良い音だと思う基準が静寂性です。SN比が高いほど良いと思っています。
その点でも非常に静かで優秀だと思いました。


JAPANヴィンテージ王道のFGの新たな生まれ変わりはガチなんだなって思います。

あくまでも僕が勝手に感じて勝手に書いているだけです。
あとは実際にお店で手に取って確かめてみてください。もし僕が言ってる事とちゃうやんけって思ったら怒らないでください。ライブに来て下さい。CDも買ってください。俺はそういう人間だ!


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